よくCMなんかに出てくる一部だけカラーになった写真ありますよね。そこだけ色が付いていて、他はモノクロのあれです。あれって、カッコイイですよね。
そこで、自分で作れないかと情報収集してみると、なんとPhotoshopで作れるらしいんです。しかも超簡単に!!
以前、興味本位でPhotoshop Elements 11を買ってたので(これまで使ってなかった笑)、自分でできるのか早速やってみて、できるようになったので皆さんに紹介します。
完成形がこちらです!
Photoshopで一部だけカラーにする方法
1.まずは、画像を決めましょう
使用したのは、コチラの無料の写真素材サイトから使わせていただきました。
※全ての画像はクリックで拡大します。
この林檎の一つだけをカラーに、その他を白黒にしてみようと思います。
画像を選ぶ際のポイントは、境界線がはっきりしているものの方が、あとあと操作がしやすいです。人物の髪など、細かい部分が多い写真だと、作るのに時間がかかると思います。
2.画像をPhotoshopに取り込む
Photoshopを開いた状態で、画像を開くから読み込みます。
3.画像の上に新規レイヤーを1枚重ねる(名前は適当に)
レイヤーを重ねるというのは、透明のシート(OHPシートみたいな・・・例えが古いかな)を写真の上に置くイメージですね。
4.新規レイヤーを黒色で塗りつぶす
そのレイヤーを選択した状態で、絵の具のアイコンを選び、黒色にしてからレイヤーをクリックします。
5.右の設定から不透明度を変更する
下のりんごの画像が透けて見えるぐらいまで、透明度を下げます。
このぐらいでOKです。
6.消しゴムで頑張って消す
簡単な図形とか色がハッキリしてるものだと、他のツールでもいいんですが、これまでの拙い経験上(1週間ほどの)消しゴムが一番キレイに仕上がります。
時には、画像を拡大したり、消しゴムのサイズを変えて消していきます。消しすぎた場合は、ペンなどを使って黒く塗れば大丈夫です。
ただただ、時間をかけて消していきましょう。ここでの出来が仕上がりに直結します。冒頭で述べた、毛などの処理が難しいのはこのためですね。誰か解決策をご存知の方は教えてください。
7.不透明度を100%に戻す
不透明度を100%に戻しましょう。
上の画像のように、色をつけたいリンゴだけが見えるようです。
8.上のレイヤーの描画モードを色相に変える
上のレイヤーを選択した状態で、描画モードを変更します。ほらっ、いい感じでしょ!!
上のレイヤーを選択した状態で右クリック、そして、下のレイヤーと結合して1枚の画像にします。
9.画像として保存して、完成!
あとは保存するだけです。ねっ、簡単だったでしょ。
今回の画像では、境界も単純で5分ぐらいで出来ました。
簡単におしゃれな画像ができるし、SNSやInstagramなどにもオススメですよ!
応用編:林檎1個だけを青色にしてみる
ということで、早速作り方へいきましょう。
使用したのは前回と同じ林檎の写真です。好きですねぇーリンゴ。
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1.レイヤー>新規調整レイヤー>色相・彩度…を選択
新規レイヤーを追加から、色相・彩度を選択します。
2.色彩の統一にcheckを入れる
右下のボックスにチェックを入れましょう。こうすることで、下の画像と同じ色彩になります。つまり、色(色相)を変えると青いとか緑色のリンゴになります(ただし、全体が変わってしまいます)。
3.好きな色になるように色相と彩度を変える
今回は、青色にして、1個だけ青色のリンゴにしましょう。
4.フィルター>色調補正>階調の反転を選択
この操作がとても大事です。
5.色を変えたい林檎の部分だけ消しゴムツールを使って消す
頑張って消しましょう!消した部分は上の写真のように、青色のリンゴに変わります。
6.後は保存して完成!
こちらも簡単ですよね。
ちょっと輪郭が雑になってますが、時間をかければ綺麗になります!
もちろん、青以外にもいろんな色ができるのでお試しあれ。
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