福岡県八女市の「茶の文化館」では、日本でも珍しい「しずく茶」を体験できる

みなさん、しずく茶というものをご存知ですか?
恥ずかしながら、僕は茶の文化館に行くまで知りませんでした。

茶の文化館についても知らず、たまたま八女に行く機会があり、「八女 観光地」で調べた結果、出てきたので行ってみたという感じだったのです。
ただ、期待値が低かったからということを考えても、素晴らしい場所で素晴らしい体験ができたので、みなさんにご紹介したいと思います。



茶の文化館とは・・・

茶の文化館
茶の文化館の駐車場もクオリティーが高い

お茶をメインにした施設で、お茶の歴史や知識を学んだり、しずく茶などを楽しんだりできます。
茶の文化館のホームページはこちら

場所は、福岡県八女市星野村に位置しています。

近隣には、星の文化館(プラネタリウムや夜には満点の星空を楽しむことができる)や星の温泉きらら(星野村を一望できる露天風呂がある温泉施設)もあるので、1泊2日で訪れても十分楽しめる場所だと感じました。
※今回は、事前情報もなく時間もなかったため茶の文化館のみでしたが、次回は温泉に入り星を見ながらゆったりとした時間を過ごしたいです。

玉露との出会い

玉露

駐車場に車を停め、茶の文化館に入ろうとすると、入口横のテントでお茶の販売をしている方に声をかけられました。
ちょうど今(5月)は新茶の季節ということで「いい時期に来たね〜」などと会話しつつ、玉露を頂くことができました。

僕の人生の中でも初めての味で、「これがお茶なのか!?」というのが正直な感想。
口に入れた瞬間、出汁を飲んでいるような、そのぐらい濃厚で味わい深かったです。
普通の緑茶とは似ても似つかない独特な味わいです。

八女の玉露は、全国茶品評会において11年連続で農林水産大臣賞(品評会で最高の賞、日本一)を獲得しているようです。
八女のお茶が気になる方は、八女市の観光HPをご覧ください。

そんな感動的なお茶との出会いをした後、建物へと足を運びました。

茶の文化館へ

営業時間:10:00~17:00
入館料:大人 500円、 小学生 300円
休館日:火曜日

入館料には、(しずく茶か抹茶)+季節の和菓子のお茶券が付いています。

お茶代+館内を見て回って500円なので安いですね。

で、早速日本でも珍しい”しずく茶”というものを頂きました。

しずく茶

玉露「しずく茶」の楽しみ方

1煎目
玉露の茶葉に、45℃のお湯がごく少量注いであります。
茶碗の蓋をずらして傾けて、隙間からこぼれ落ちてくる玉露のしずくを飲みます。
2、3煎目
60℃のお湯を半分注ぎ、30秒待って飲みます。
4煎目
熱いお湯を注いで、15秒待ってから飲みます。
最後
酢醤油を茶葉にかけて、食べます。

玉露の茶葉にごく少量のお湯を注ぎ、茶碗の蓋をずらしてすきまから飲む、まさに、しずくのようなことから”しずく茶”と言うようです。

一煎目のあとは、二煎目、三煎目と飲んでいき、お茶を味わいました。
四煎目ぐらいが普段飲んでいる感じに近いかも。

その後、酢醤油をお茶葉にかけて茶葉まるごと食べました。
お浸しを酢醤油で食べている感じですが、お茶の味もするという何とも不思議な感じです。
好き嫌いあると思いますが、僕は結構美味しくいただくことができました。

お茶を堪能した後は、様々なお茶の展示や茶室を見てまわりました。

茶の文化館

茶の文化館

ゆったりとした空間で、美味しいお茶を飲み、心がやすらぎます。
次は、星の文化館にも行ってみたいです。