ボルドーBordeauxでの食事1日モデルコース【おすすめ軽食・カフェ・ディナー】

2007年に世界遺産に登録され、最近注目を集めている地域ボルドー。
市内にはたくさんの観光スポットがあります。

フランスのボルドーの名所「ブルス広場」と「シテ・ドゥ・ヴァン」の観光ポイント

観光スポット巡りも良いですが、美食の街フランスだけあって、美味しい物を食べることも一つの楽しみですよね。
僕の体験から、おすすめしたい食事処を紹介します。

軽食なら、パン屋さん PAUL

フランスのパン屋さんと言えば、PAULを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
1889年に開業した老舗のパン屋さんです。
フランスなら、駅や街中など、どこに行っても必ずあるパン屋さんです。
僕は行ったことがなかったですが、日本にも21店舗を展開しています。

PAULには、サンドイッチや菓子パン、さらにお菓子まで売ってあります。
また、飲み物も充実しており、ジュースやコーヒーに加えて、ビールもあります。
僕が行ったのは駅構内の店舗ですが、ビールサーバーもありました。

PAUL1

小腹を満たそうと、キッシュとホットドックのようなものを注文しました。
2つで9.5ユーロ。

PAUL2

キッシュは、ベーコンが入っている一番メジャーなものを選択。
ホットドックのようなものは、パンの切れ目にホワイトソースが入っていて、まるでグラタンのような感じでした。
ちなみにこのパン、ソーセージが1本に見えますが、実は見えない部分にもう一本入っています!
2人で食べたのですが、かなりボリューミーで、思ったよりも満腹になりました。
チェーン店って味があまり良くなかったり高かったりしますが、PAULは美味しいしコスパも良しです。
気軽に入れるお店として、ランチや軽めの食事におすすめです。



名産カヌレとともにカフェで一息! カヌレ屋さんBAILLARDRAN

ボルドーで食べておきたいものの一つ、名菓カヌレCanele。
元々は、ワイン造りで余った卵黄がもったいないからという理由で作られていたお菓子だそうです。
最近では、日本でも人気のあるお菓子になりつつありますね。
発祥の地と言われれば、食べないと!という気になるものです。

カヌレの有名店の一つと言えば、バイヤルドランBAILLARDRANがあります。
有名店だけあって、ボルドー界隈に20店舗ほどあるようです。

個別店舗に行ってみたい!という方には、ボルドー街中の店舗をおすすめします。
赤色で統一された店舗で、ショーケースにはカヌレがたくさん並んでいます。

ここでは数席のカフェスペースが設けられているので、店内でカヌレとコーヒーを食べることもできます。
僕はここで食べたのですが、少し店員さんの圧が強めでした(笑)。

Canele1

カヌレ自体は、外側がしっかり固めで、中がふわふわとしていて美味しかったです。
他のお店で食べたこともあるのですが、BAILLARDRANのカヌレは外側のしっかり感が強く、食べ応えのある印象でした。

実は、Bordeaux Saint-Jean駅の構内にも、地下にBAILLARDRANの店舗があります。
そこにもカフェスペースがあり、街中の店舗よりも大きめでした。
個人的な感想ですが、どちらかというと、駅構内の店舗の方がカフェとしてはおすすめかなと感じました。

ボルドー旅行でカヌレにはまった僕は、帰りにも駅構内の店舗で数個を持ち帰りしました。

Canele2

店舗では、箱入りのカヌレや、カヌレ型なども売ってあります。
ただ、日持ちは2~3日しかしないようなので、注意が必要ですね。
ぜひ、本場のカヌレを食べてみてください!

ディナーで気軽に美味しい現地の味を フランス料理店 La Tupina

ボルドーのディナーにおすすめしたいのが、La Tupinaというお店です。

僕は、旅行前にトリップアドバイザーで評価を見たりして、お店を調べるようにしています。
評価が高く、価格帯も希望通りと思われたこのお店を訪ねることにしました。

お店の入り口には、その日に使う食材がズラリと並んでいました。
どれも新鮮で、美味しそうです。

La Tupina2

予約なしでしたが、平日の19時半頃と早めの時間だったためか、すんなり入れました。
意外と店内は広く、気取らない調度品で飾られていました。

メニューを見てみるとコースもありましたが、量が多いことを考慮して、単品での注文にしました。
2人でサラダ1皿、メイン各1皿を注文。
メインは、ボルドーの近くに牛肉が有名なバザス地区があるので、牛肉と子牛料理にしました。
(バザス地区のものだったかどうかは、定かではありませんが…。)

牛肉料理は、シャトーブリアンのステーキで、とても柔らかなお肉。
子牛料理の方は、衣をつけて揚げてあり、まるで白身魚のようなお肉でした。
どちらも約35ユーロほどでしたが、非常に美味!

La Tupina1

ボルドーワインを飲みながら、現地の味に舌鼓し、大満足です。
十分にお腹いっぱいになる量で、1人あたり50ユーロほどでした。

店員さんの接客も、とても感じが良かったです。
帰り際には、広い店内を埋め尽くすほどのお客さんで、人気店であることを実感しました。
遅めの時間に行く場合は、予約をしていった方が良いかもしれません。

料理やワインの味と質、接客、お店の雰囲気、すべてが良いお店です!

旅行では美味しいものを

ブルス広場周辺から、駅方面へのガロンヌ川沿いには、たくさんのお店があります。
ここで紹介しているのは、ほんの一部なので、ぜひトリップアドバイザー等を活用して調べてみてください。

世界最大の旅行口コミサイト【トリップアドバイザー】

ボルドーならではの美味しいものを楽しんで、旅行の良い思い出を作ってくださいね!