現在、フランスに住んでいるくろむぽんと申します。
旅行が大好きで、渡仏してからはフランス国内に、2泊や3泊程度で出かけてプチ旅行を楽しんでいます。ヨーロッパは陸続きで電車でも、また最近は格安航空もあるので飛行機でも、隣の国に安くお出かけすることができます。来年は、スペインやイタリア、スイスなどの隣国にも行ってみたいと思っています。
本題とそれましたね。今回は、フランス旅行のお話です。
1. フランスと言えばやっぱり華の都パリ
2. パリ以外の地方都市って実際どうなの?
3. ワインの一大産地ボルドー(Bordeaux)
4. エアバスの本拠地トゥールーズ(Toulouse)
5. ピラ砂丘のあるアルカション(Arcachon)
6. 南仏プロヴァンスの港町カシス(Cassis)
7. 古代ローマを感じられるニーム(Nîmes)
8. 城壁に守られた街エーグモルト(Aigues=Mortes)
9. 学生で活気溢れるモンペリエ(Montpellier)
10. 食の都リヨン(Lyon)
11. 教皇庁のあるアヴィニョン(Avignon)
12. 南仏の水上都市セット(Sète)
フランスと言えばやっぱり華の都パリ
フランスと言えば、やはり誰しもがパリを思い浮かべますよね。エッフェル塔に凱旋門、ルーブル美術館と世界的な観光名所がパリに集結しています。シャンゼリゼ通りでワインを嗜むというのも憧れですよね。
フランスに行かれたことがある方は、必ず一度はパリを訪れたことがあるのではないでしょうか(僕はフランスに来て1年間パリに行ったことはありませんでしたが笑※唯一CDG空港でトランジットのみ)。なかには、何度もパリを訪れているというパリ通の方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、パリも素敵な街ですが、フランスの地方都市にも魅力的な街はたくさんあります。次のフランス旅行は、他の街を散策してみるのも、新しい発見があっていいかもしれませんよ。
パリ以外の地方都市って実際どうなの?
まずは、基本的な情報として、人口を見てみましょう。
(Population municipale, données legales de population en vigueur au 1er janvier 2013 à partir du 1er janvier 2016より引用)
データは2013年の人口です。
2位:マルセイユ-85万人
3位:リヨン-50万人
4位:トゥールーズ-46万人
5位:ニース-34万人
9位:ボルドー-24万人
こうしてみるとパリの多さが際立ちますね。
交通アクセスは、各都市を結ぶ路線(鉄道やバス、飛行機など)が充実しています。パリから地中海(例えばマルセイユ)まで、飛行機で1時間30分、TGV(高速鉄道、日本の新幹線のようなもの)で5時間程で行くことができます。
フランス人のバケーション先でも、地方都市、特に海や山といった自然が近いところが人気のようです。それぞれの街に、各々の食文化、生活様式、名所があります。日本でも、それぞれの街にたくさんの良いところがありますよね。それと同じですね。パリ以外のフランスに触れてみると、また違ったフランスを感じることができると思いますよ。
ワインの一大産地ボルドー(Bordeaux)
パリからTGVで約3時間半ほどの場所に位置する、フランス南西部の街ボルドー。世界遺産にも登録されており、街並みにも歴史が感じられます。郊外にはワイン畑も見られます。ワインの本場で学び体感できる、ワイン好きには堪らない旅行地です。
エアバスの本拠地トゥールーズ(Toulouse)
パリから飛行機で約1時間半のフランス南部、トゥールーズ。レンガ造りの建物が多いことから、バラ色の街とも呼ばれます。街並みも綺麗ですが、飛行機ファンはぜひ、空港近くにあるAirbus工場を訪ねてみてはいかがでしょうか?
ピラ砂丘のあるアルカション(Arcachon)
ボルドーから電車TERで約1時間の町、アルカション。気候も穏やかで、フランス人にも人気のバカンス地。大西洋に隣接したこの町には、自然によって作られた壮大な砂丘があります。
南仏プロヴァンスの港町カシス(Cassis)
パリから飛行機でマルセイユまで行き、その後バスで40分ほどの場所にある、南仏カシ。小さな町ですが、「the・バカンス地」といった雰囲気漂う地です。綺麗な入り江を巡るアクティビティ「カランク巡り」にも、ぜひ挑戦していただきたいです!
古代ローマを感じられるニーム(Nîmes)
フランスの南部、マルセイユから鉄道で1時間ちょっとの位置にあるニーム。古代ローマ時代に建てられた建造物を間近で楽しむことができます。その中でも、円形闘技場は一見の価値あり!日本語ガイドもあるので、安心して見て回ることができますよ。
城壁に守られた街エーグモルト(Aigues=Mortes)
こちらも南フランス。ニームから35kmの位置にある小さな街。13世紀に造られた城郭の中は、とてもお洒落で可愛らしい建物がいっぱい。また、近くにはカマルグの塩として有名な塩田があり、夏の時期には綺麗なピンク色になるそうです(4月はほんのりピンク色程度だったので、また夏にリベンジします笑)。
学生で活気溢れるモンペリエ(Montpellier)
マルセイユとトゥールーズの中間地点に位置するモンペリエ。TGVも通っているのでアクセスもしやすいですよ。学生の街としても知られており、ヨーロッパ最古の医学部があります。また、パリと比べると小さくて、とても愛らしい凱旋門もあります。
食の都リヨン(Lyon)
パリからTGVで2時間ほどなので、パリからの日帰り旅行圏内です。美食の街と言われるだけあり、美味しいものがいたるところにあります。中でも、ポール・ボキューズ市場はオススメです。
教皇庁のあるアヴィニョン(Avignon)
南フランス・Avignonアヴィニョン街中のおすすめ観光スポット ヨーロッパ最大級のゴシック建築「教皇庁」や「サン・ベネゼ橋」
ニームに程近い、南フランスの街アヴィニョン。ヨーロッパ最大級のゴシック建造物である、アヴィニョン教皇庁を見ることが出来ます。その大きさは圧巻です。また、「アヴィニョンの橋の上で」という童謡のモデルとなった橋もあります。
南仏の水上都市セット(Sète)
南フランスのモンペリエから、電車で15分ほど離れた港町セット。ラングドック(南フランスの地名)のヴェネツィアとの別名があり、水路で区切られた街並みが楽しめます。丘の上からは街を一望できます。もちろん、魚介は絶品ですよ。