太平洋に面していて暖かい気候の宮崎県。
交通アクセスの面から、なかなか足を伸ばしにくい地域ですが、自然いっぱいでたくさん見所があります!
1. 絶景の「青島神社」へ
2. 「サンメッセ日南」でモアイと太平洋を望む
3. 太平洋が生み出した十字架「クルスの海」
4. 柱状岩の断崖絶壁「馬ヶ背」
5. 「五ヶ瀬ワイナリー」で美味しいワインを買う
6. おすすめグルメ
・チキン南蛮発祥の店「おぐら本店」
・「お菓子の日高」のなんじゃこら大福
絶景の「青島神社」へ
高千穂峡の次に王道かもしれませんが、青島にある青島神社。
宮崎市内から車で20分程度と、比較的アクセスしやすい場所にあります。
青島には、弥生橋を渡って徒歩で向かうことになります。弥生橋につながる遊歩道には出店もたくさんあり、マンゴーなどの宮崎フルーツも販売されていますよ。
青島に歩を進めていくと、島の周りを取り囲むように造り上げられた「鬼の洗濯岩」が出現。
鬼の洗濯岩は、国の天然記念物にも登録されているようです。自然が生み出す奇形の岩には、思わず見とれてしまいます。
そんな鬼の洗濯岩を横目に島の海岸線を歩いて行くと、赤い綺麗な鳥居が見えてきます。
鳥居をくぐって進むと、青島神社に到着です。
青島神社は、山幸の神話で知られる祭神に由来して、縁結びスポットとして有名です。また、安産や交通安全祈願でも知られています。
太平洋と鬼の洗濯岩に囲まれた神社は絶景で、見るだけでもご利益がありそうですね。
ちなみに、弥生橋の手前には「幸せの黄色いポスト」が設置されています。ポストを探し出して手紙を投函、なんてことも旅の思い出にいーかも!
「サンメッセ日南」でモアイと太平洋を望む
「宮崎市内になるべく近いところで太平洋を見渡したい!」という方におすすめなのが、サンメッセ日南です。
世界で唯一イースター島認定を受けている、復刻されたモアイ像が並ぶ場所です。
太平洋をバックに並ぶモアイ像を見ると、まるでイースター島にいるかのような錯覚に。
近くでみると、ものすごく大きい。
7体のモアイ像にはそれぞれラッキージンクスがあり、触れると運勢アップすると言われています。
左から、仕事、健康、恋愛、全体、結婚、金、学力運だそうです。
僕もしっかり抱きついてきました(笑)。ぜひ、お望みのモアイに触れてみましょう!
モアイ像の立っているところから少し丘を登ると、太平洋を上から見下ろせます。
綺麗な水平線ですね。
写真に写っているカラフルなマネキン(?)のように、園内の随所に撮影スポットみたいなものがあります。
散策しながらお気に入りスポットを見つけるのも良いですね。
ちなみに、園内にはレストランや岩盤浴もありますよ。営業時間や入場料など、詳しい情報は公式サイトをご覧ください。公式サイト→ http://www.sun-messe.co.jp/
太平洋が生み出した十字架「クルスの海」
続いて紹介するのは、日向市の「クルスの海」。
訪れると願いが叶うと言われるスポットです。
少しわかりにくい場所にありますが、山道をしばらく進むと、展望台に出ます。
展望台には鐘が設置されているので、鳴らせばより願いが叶うかも?
こんなパネルが設置されているところから海を望むと…
確かに、十字架のようになった入り江が見えます!パネルに書いてあるような「叶」に見えるかどうかは疑問ですが(笑)、十字架というだけで願いが叶いそうな景色です。
この日は海が荒れていて波しぶきがすごかったですが、穏やかな時はもっと青く透きとおった海が見られるかもしれません。市内の方も十分綺麗な海ですが、こちらの方がより綺麗な気がします。
それにしても不思議な形です。これぞまさに自然が生み出したパワースポットですね。
柱状岩の断崖絶壁「馬ヶ背」
日向市でもう一つおすすめなのが、クルスの海からさらに岬の先端の方に進んだところにある、馬ヶ背です。
駐車場に車を止め、山林の中の遊歩道をしばらく歩きます。
遊歩道は涼しい風や木漏れ日を感じられて、とても心地よいです。
歩いて行くと、馬ヶ背のビューポイントに出ます。
切り立った断崖絶壁に、しぶきを上げながらぶつかる荒々しい波。なかなかの迫力です。
まるで木の柱が並んでいるかのような、柱状岩の崖はなんとも不思議です。
「馬ヶ背」というのは、岩の裂け目が馬の背に見えることに由来しているそうです。
クルスの海といい、馬ヶ背といい、自然の大きなパワーを感じさせてくれる場所が宮崎にはたくさんありますね!
「五ヶ瀬ワイナリー」で美味しいワインを買う
お酒好きな方に是非おすすめしたいのが、五ヶ瀬ワイナリー。
最近は日本産のワインも質が上がってきており、なにかと話題ですよね。
五ヶ瀬ワイナリーは、高千穂峡よりもさらに熊本県寄りの場所に位置していて、豊かな自然の中に建つワイナリーです。
僕が行った時はストップしていましたが、生産工程を見学できるような建物のつくりになっています。
物産館では、五ヶ瀬ワインや宮崎特産のおつまみなどを購入できます。
そして嬉しいことに、ワインの試飲ができます!美味しすぎて飲みすぎないように注意しましょう。
ハンドルキーパーを決めておくのを忘れずに!帰れなくなってしまいますからね(笑)
おすすめは白ワインの「ナイアガラ」。甘口でフルーティーな味わいで、ワインが苦手な方でも飲みやすいと思います。
また、ロゼワインの「キャンベルアーリー」もおすすめ。甘みはナイアガラほどではないものの、飲みやすいです。
甘口ワインが多い印象ですが、お気に入りの1本を見つけてみるのも良いですね。
宮崎おすすめグルメ
チキン南蛮発祥の店「おぐら本店」
宮崎のグルメといえば、チキン南蛮です。
チキン南蛮を食べるなら、発祥の店と言われる「おぐら」に行きましょう!
宮崎駅近くに2店舗(本店・瀬頭店)があります。地図は本店です。
店内は、昔ながらの良い雰囲気です。夕食時に行ったので待っている人もいましたが、席は多くて回転も早いので、比較的すぐ案内してくれました。
注文はもちろん、チキン南蛮。
甘酢にくぐった鶏肉に、タルタルソースがたっぷりかかっていて、美味しいです。付け合わせのスパゲティも懐かしさを感じる味でした。
店内には子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層の方がいらっしゃいました。
家族連れやグループでも気軽に寄れるお食事処で、ぜひ本場のチキン南蛮を食してみてください。
「お菓子の日高」のなんじゃこら大福
宮崎名物として静かに噂となっている「なんじゃこら大福」は、お菓子の日高で売っています。
下の地図の本店の他、宮崎駅内など6店舗があるようです。
「どんな大福だ…?」と疑問に思いますよね(笑)
実は、中につぶあん、イチゴ、栗、クリームチーズがぎっしり詰まった大福なんです!
これだけ聞くと味が不安ですが、いざ食してみると、これが意外と美味しいんです。
一口食べるたびに、「あ、イチゴだ!」「次は栗か!」とワクワク感があります。ボリュームもあり、1つ食べるだけで満足・満腹です。
ちなみにお店には、他にも和洋菓子がたくさん置いてありました。21時まで営業していますが、売り切れの場合もあるので、早めに行くのがおすすめですよ。
宮崎で自然のパワーを感じよう!
太平洋が生み出す綺麗な景観が見られる宮崎では、自然のパワーを感じられます。
日頃の疲れも吹っ飛ぶこと間違いなしです!
気分をリセットしに、ドライブしてみてくださいね。
今回紹介した場所からも比較的アクセスしやすい高千穂峡と熊本県の菊池渓谷もオススメです。