スペイン・バルセロナにあるグエル公園は、ガウディ作品の一つで世界遺産にも登録されています。
当初は住宅街を作る予定だったものの、周囲に理解されず、売れなかったとか。
現在は、公園として整備されています。
有名なトカゲのオブジェのほか、バルセロナ一望スポットもあるグエル公園。
今回は、グエル公園のチケット購入方法、行き方などを詳しく紹介します！
【目次】
1. グエル公園のチケット予約・購入はオンラインで
2. 公園までの往復はシャトルバスが便利
3. 公園内はこんな感じ！
グエル公園のチケット予約・購入はオンラインで
グエル公園は、公園自体にはチケットなしで入れるのですが、
一部の制限エリアはチケットを購入する必要があります。
有名なトカゲの像やお菓子の家などは、制限エリア内にあります。
チケットは現地でも購入できますが、希望の時間を取れないこともあるので、事前に予約・購入しておきましょう！
グエル公園のチケットは、公式サイト（https://parkguell.barcelona/en）から予約・購入します。
上部タブの「Tickets」をクリック。
まずはチケットの種類を選択します。
左から入場チケット、プラスガイドツアー、グループ用です。
続いて、人数の選択です。
一般は一人10ユーロ。
0~6歳は無料、7~12歳と65歳以上は7ユーロとなっています。
選択できたら、「NEXT」で次に進みましょう。
次は、日時を選んでいきます。
行きたい日付をクリックすると、
下に購入可能な時間が表示されます。
入場時間は30分刻みになっていて、残りのチケット数が右側の電波みたいなマークで分かるようになっていますね。
緑が空き多め、赤が残り少なめです。
お好きな時間帯を選んで、次に進みます。
最後に、個人情報の入力です。
購入したチケットは、変更・返金不可です。
なので、まずは上部に表示されている選択したチケットの詳細を確認しましょう。
合っていることを確認したら、下部の個人情報の欄を埋めていきます。
緑色の欄は必須項目です。
チェック箇所は、
上は「購入条件に同意する」なので必須、
下はプロモーションメールを受け取りたければチェックをつけます。
ここまで入力できたら、「Pay」ボタンを押して支払いに進みます。
支払いには、amex、VISA、masterのクレジットカードが使えます。
支払いが完了すると、完了画面の表示とともに、メールが届きます。
メールには、人数分のQRコード付きのチケットファイル(PDF)が添付されているので、削除しないように注意しましょう。
チケットは印刷して、当日持参すればOKです！
公園までの往復はシャトルバスが便利
グエル公園は、地下鉄の駅から少し離れていて、小高い丘の上にあります。
そのため、体力があまりない人にとっては、たどり着けるか心配だと思います。
でも大丈夫です！
地下鉄駅↔グエル公園間は、シャトルバスが運行しているんです！
しかも利用料はチケット代に含まれているので、チケットを購入していれば無料で乗ることができます！
詳しくは、メールに添付されているチケットにも書かれています。
シャトルバスが出るのは、メトロL4のAlfons X駅前です。
写真を撮り忘れてしまいましたが、地上に出て見渡すと、すぐにバス乗り場を見つけることができます。
バスは「Bus Guell」と書かれた、青色のバスです。
車内は広めなので、結構な人数が乗車できます。
片道15分と書かれていますが、道が空いていたのか、約10分くらいで到着しました。
シャトルバスは、グエル公園の東側に着きます。
ちなみに、制限エリアへの入場は、チケット記載の時間から30分後まで。
シャトルバス到着場所から、公園内を少し歩いて入場場所まで行くことになるので、15分くらいは余裕があると良いと思います。
帰りのシャトルバスの出発場所も、行きに到着したのと同じ場所あたり。
この乗り場を探すと良いです。
ピストン輸送を行っているので、1本逃しても、少し待てば次のバスが来ますよ。
グエル公園は、公園内も広く、結構な距離を歩くことになります。
公園内を満喫するためにも、地下鉄駅からの往復はシャトルバスを活用しましょう！
公園内はこんな感じ！
こちらの地図にもありますが、制限エリアに入るには4つのエントランスがあります。
僕はシャトルバス到着場所から公園内を歩き、
北東の入り口から入場しました。
チケットをスタッフに見せると、日本語の案内をくれました。
各所の説明が結構詳しく載っています。
まずは、ラ・ナトューラ広場。
こちらは、野外劇場として作られた大広場。
制限エリアの中でも一番高い場所で、バルセロナの街並みを一望できるスポットとして知られています。
カラフルなタイルで装飾された波打つベンチと、その向こう側に広がるバルセロナの街並み。
タイルはガウディの助手がメインで作ったそうです。
綺麗ですね。
秋口だったのですが、あまりにも日差しが強い。
景観に見とれる余裕も無く、そそくさと移動しました(笑)
横の階段を降りていくと、大広場を支える柱がたくさん。
多柱室と呼ばれる空間らしく、市場になる予定だった場所だそうです。
サグラダ・ファミリアの柱と似ていますね。
石を積み上げているとは思えないほど、なめらかな曲線です。
続いて、洗濯女の回廊へ。
こちらは一転してゴツゴツした柱。
まるで生き物のよう。
日陰で涼を感じながら進んでいくと、コンセルジュと門番の家に着きました。
たしかに、お菓子の家と称されるように可愛らしい見た目です。
コンセルジュは、1Fにお土産ショップが入っており、2Fには自由に上がれるようになっていました。
門番の家の方は、ミニ博物館になっていて、映像が上映されているそうです。
僕が行った時は結構並んでいたので、断念。
これらの向かいには、有名なトカゲの像があるモニュメント階段があります。
口から出ている水が、なんだかシュール。
みんなこぞってトカゲと一緒に写真を撮っていましたが、
他のオブジェや壁の装飾も綺麗ですよ。
工事中の箇所もありましたが、ガウディの建築を楽しめました。
グエル公園に限った話ではないですが、
夏のバルセロナは日差しがかなり強いのでお気をつけください。
日差しと暑さにやられた僕は、大広場まで戻らず、南側から退場。
そこからゆるーい坂を登って、帰りのバス乗り場を目指しました。
途中の壁や門の装飾も楽しみつつ、ゆっくり歩いていくと良いです。
無料エリアは草木も生い茂っていて日陰が多いので、
休憩しながら歩いていけるのでおすすめです。
時間があれば、ピクニックするのも良いかも。
暑さ対策をしっかりして、楽しんでくださいね！
サグラダ・ファミリアとサッカー観戦についてもまとめていますので、良かったらどうぞ。
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