やはり日本人たるもの、どこにいても食べたくなるものです。ざるそば!
日本の夏と言えば、素麺、ざるそば、ざるうどん、ですよね。でも、フランスだと、売ってるには売ってるんですが、ちょいと高かったり、味が微妙だったりするわけです。というわけで、今回は、自分で作ってみることにしました!
手作りめんつゆで、フランスの蕎麦を食べてみる
海外ではなかなか乾麺が手に入らないのですが、近くのアジアンショップで蕎麦の乾麺を手に入れました。
4束300g入って、1ユーロほど。
日本産ではありませんが、値段の安さと「そば」という日本語に惹かれて購入してみました。
自宅で早速調理開始です。表記通りに茹ででいると、蕎麦の香ばしい香りが漂ってきました。そうそう、コレコレ、この匂い。これは期待できそう。
ただ、問題点が一つあるんです。それが、アジアンショップにはめんつゆが売られていなかったという問題。日本にいる時はめんつゆに頼りっぱなしだったので心もとないですが、自宅にある材料で試しにお手製めんつゆを作ってみることにしました。
調べてみると、クックパッドとかにも作り方がたくさん掲載されていて、それをいー感じに混ぜてみました。
だしの素顆粒 小さじ1
お湯 20ml
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
水 適量
- だしの素をお湯に溶かす
- しょうゆ、砂糖、みりんを加えて溶かす
- 水で割り、お好みの濃さに調整する
比較的テキトーに混ぜてみましたが、これが案外美味しい。
こんなおいしいなら、日本に帰ってからもこれでいーかも。
薬味も忘れずに
麺類に欠かせないネギは、フランスでも野菜コーナーにちゃんと売ってあります。生ネギだけでなく、乾燥タイプ、冷凍タイプもあります。そして、なんと種も売ってあるので、ベランダで栽培なんてこともできます。
我が家では、冷凍ネギを常備しているので、めんつゆに加えてみました。
茹で上がった蕎麦とめんつゆを並べてみると、こんな感じ。
お店みたいなざるそばが、フランスでも作れました!
蕎麦の味もしっかりしていて、1ユーロでこの味なら申し分ないですね。つゆを温かくして薄めれば、温かいそばも作れそうです。これで今年は、フランスで年越しそばを楽しめるかな。
めんつゆもできたし、次はうどんに挑戦
敵を知るということで、フランスのスーパーcasinoのアジア系コーナーのうどんを食べてみました。
casinoのうどんは小麦粉感が強く微妙(しかも2食で3ユーロ)。
生麺タイプ |
中華ショップで購入した日本の乾麺はやっぱり美味しいが、値が張る。
ということで、自分で作ることにしました。
参考にしたサイトは、日清製粉グループ。リンクは下に。
うどんを打とう こむぎ粉くらぶ きほんの粉料理
フランスで調達できる、うどんの材料
BRITAの水 140cc
食塩
BALEINEの塩 15g
Fecule de pomme de terre(打ち粉として代用笑) 適量
うどんの作り方
1. 食塩水をつくる
2. 全体に水がいきわたるように混ぜる
3. 生地をまとめる&30回程こねる
数回こねただけでかなりの弾力 |
4. 袋に入れて数十分寝かす
5. 2, 3回中もみする
6. 再度、数十分寝かす
7. 打ち粉をふって、綿棒でのばす
Casinoで6ユーロ程で買った綿棒 |
8. さらに打ち粉をして生地をたたむ
9. 切る
10. 十分茹でて、流水ですすいで出来上がり
コシもあって、ツルツルで美味。粉っぽくもなく、するする食べれました。
さて、今度は蕎麦を作ってみますかな。