南仏の夏は、太陽光が眩しくて、サングラスが必須です。
そんな中、手持ちのサングラスを紛失してしまいました。
スーパーのサングラスコーナーや、眼鏡屋のサングラスを見てみましたが、どれもヨーロッパ人向けで、しっくりくるものが見つかりません。
フランスで売られているほとんどのサングラスは、鼻当ての部分とレンズの部分に高さの差がありません。
ヨーロッパ人は目のあたりの彫りが深いので、このようなつくりで問題ないのでしょう。
しかし、彫りが浅いアジア人にとっては、これではレンズと目の距離が近すぎて、頬がレンズに当たってしまいます。
これがアジア人とヨーロッパ人の顔のつくりの違い…。
自分の骨格を恨みながらも、日本で買うしかないか、という結論に至りました。
JINSのサングラスは日本人の骨格に合う
自分に合うサングラス探しのため、以前購入したJINSのサングラスについて、ネットショップで検索。
前のサングラスと類似したものを発見しました。
アジア人には、鼻パッドのついたサングラスがフィットすると思います。
鼻パッドのあるサングラスって、なかなか見付からないんです。
なかなか合うサングラスが見つからないという人には、JINSの鯖江産のサングラスはオススメです。
海外配送には転送コムを使用
購入したいサングラスは決まりました。
しかし今度は、JINSが海外配送は取り扱ってくれないという事実に直面しました。
どうやって海外配送するか悩んでいた時、転送コムという会社を見つけました。
https://www.tenso.com/jp
転送コムは、日本の通販サイトで購入したものを、海外配送してくれるというもの。
利用者が転送コムに会員登録すると、国内の住所(倉庫のようなところでしょうか?各自の番号も一緒に付与されます。)が与えられます。
その国内住所をお届け先として通販サイトで購入すれば、荷物が到着次第、海外配送の手配をしてくれるというシステムです。
配送方法(EMS、航空便、船便など)も各自で選べますし、少しお金はかかりますが、海外在住者にとっては便利なシステムです。
早速、このシステムを使ってみることにしました。
フランス宛にEMSはやめた方がいい
夏の日差しに耐え切れず、どうしても早くサングラスを手に入れたくて、今回はEMSを選択しました。
しかし、これが大きな間違いでした。
フランス版郵便局La posteの評判が悪いことは知っていました。
でも、これまで特に被害にあったことはなかったので、あまり気にしてはいませんでした。
しかしフランスでは、EMSで荷物を送ると、La posteの下請けであるChronopostというところの受け持ちになります。
あとで知ったのですが、このChronopost、La posteよりも悪名高かったようです。
Chronopostが配達に来た時、在宅だったのでアパートの下まで受け取りに行きました。
関税がかかるだろうとは思っていたので、財布を持っていったのですが…。
なんと関税は、商品の値段とほぼ一緒と言うではありませんか!
そんなにかかるとは思っておらず、十分な現金を持っていなかったため、ドライバーにそのまま荷物を持って帰られてしまいました。
代わりに不在票を渡され、明日以降の再配達をするか、自分でオフィスに受け取りに行くかという選択を迫られることに。
オフィスがまた遠くて、家から公共交通機関を使って1時間ほど。
翌日以降は家を空ける予定だったため、当日中に泣く泣く荷物を取りに行くことにしました。
しかし、この選択が功を奏したのです。
オフィスに行って不在票を見せると、必要な関税は、玄関先で請求された金額の1/3ほどの値段だと言うのです!
「ドライバーはこの額だって言ったけど?」と確認してみたものの、
「そんなはずはない。こっちの額が正しい。もしその額を徴収していたら、後で返金しに行かせる」とのこと。
え、、、じゃあ玄関で支払える額だし、荷物その場で受け取れたんじゃ?
もしかして、ドライバーに搾取されるところだったのかも。
結局、最初の請求額の1/3程度の関税を支払い、荷物を無事に受け取ることができました。
いろいろ怒りたいことはあるけど、搾取されずに済んでホッとしました。
調べた限りだと、Chronopost担当になるのはEMSのみのようで、普通の航空便や船便はLa poste自体の担当ではないかと思います。
(未確認なので、はっきりとは分かりません。)
もう二度と、EMSで国際小包は手配しないと誓いました。
フランスに国際小包を送る際には、お気を付けください。