南フランスの小さな港町・セットSèteで過ごす夏の日々 – アクティビティやグルメの紹介

夏も終わりに近づいて来ましたが、
先日、夏をまだ感じたくて、南フランスの地中海沿いの小さな町・Sèteセットに行って来ました。

今回は、セットの行き方や見どころを紹介します。

1. セットってどんなとこ?

セットは、フランス南部の地中海に面した街。

「ラングドックのヴェネツィア」とも呼ばれる街だそうです。
昔から漁港として栄えた街で、フランス人にとっては、夏のバカンス地のひとつ
そのため、バカンスシーズンになると観光客で賑わいます。

何と言っても、最大の魅力は綺麗な海

牡蠣などの養殖も盛んな地域。
街中には、海鮮ものが食べられるレストランがいっぱいです。
(シーズンオフには、閉業のところもあるかもしれないので、事前に調べておくと良いです。)

2. セットへの行き方

セットへは、最寄りの大きな街・モンペリエから電車で行くのが早くておすすめ。

モンペリエの詳細については、こちらの記事をご覧ください↓

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モンペリエからは、TERで約20分ほど。
30分に1本くらいの間隔で運行しており、結構本数があります。

モンペリエーセット間は、「EvasiO’ 1€」というキャンペーンチケットを販売している区間なので、
運が良ければ、なんと片道1ユーロで行くことができるんです!
かなりお得ですね。

セット駅は、見た目はしっかりした作りです。

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ただ、構内に店は少なめ。
コンビニ(RELAY)とカフェが1軒ほどしかありません。
時間帯によっては開いてないこともあるので、注意です。

3. オススメの楽しみ方

3-1. 海沿いをお散歩

海沿いにも、駅から徒歩でアクセス可能です。

僕が行ったのは、このあたり。

駅を出ると、早速運河がお出迎えです。

確かに、ヴェネツィア感があります(笑)。
水も透き通っていてきれい。

町並みはこぢんまりとしていますが、きれいです。

海岸に近づくと、一気に視界が開けます。

海の近くまで行ける所があったので、降りてみました。

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岩場の間に海水が流れ込んでいましたが、とてもきれいな水です。

現地の方なのか、飛び込んで海を満喫している人もちらほら。

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近くには、ちょっとした売店もあり、海を眺めながらくつろいでいる人もいました。

徒歩圏内でも、十分綺麗な地中海を堪能できました。

ちなみに、砂浜が良いという人は、バスを使えばビーチにアクセスできます
バスの運行マップなどは、こちらのサイト(https://thauplandyn.carpostal.fr/les-lignes)で見ることができますよ。

また、街中にある観光案内所でも行き方を教えてくれるので、利用をオススメします。

3-2. 海鮮を堪能

きれいな海といえば、新鮮な海鮮料理!

ということで、折角なら美味しい魚介類を堪能したいところ。

街を流れる運河沿いには、現地の海鮮料理が楽しめるレストランが立ち並んでいます。
セット名産の牡蠣やムール貝を提供している店も多数。

ただ、中には貝がニガテという方もいるのではないでしょうか?

かくいう僕もそんな一人。
でも、大丈夫です。

貝だけでなく、魚やエビ・いかなどの魚介類も豊富です。

僕のオススメは、Le Bistrot de L’horlogeというお店。

小さなお店ですが、店名にもある「時計」が飾られた、雰囲気の良いお店です。

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メニューはこんな感じ。

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貝のほか、肉料理やピザなどもあります。
もちろん、ワインなどの飲み物も充実。

一番の推しは、おそらくいろんな魚介が盛られているこちらのプレート

店員さん曰く、これで1人前とのこと。

実際に注文してみたところ、写真に偽りなく、かなりボリューミーでした(笑)。

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ピザも結構なボリュームでした。

魚介プレートは、2人くらいでシェアしてもいいかも。
いろんな種類の新鮮な魚介類を楽しめるので、おすすめですよ。

3-3. サン・クレア山から街並みを一望

セットに行ったら、ぜひ訪ねてほしいのがサン・クレア山
セットの街並みを一望できる観光スポットです。

*Google mapで見ると他の地点でも似たような写真が掲載されていますが、正しい場所はここです。

海岸沿いから徒歩でも登れますが、思ったよりも距離と傾斜があるので、バスがおすすめ。

バスは、Line 5です。

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本数は少なめなので、帰りのバスの時間も事前にチェックしておきましょう。
ちなみに、観光案内所に時刻表も置いてあるので、もらっておくと安心です。

運賃はひとり片道1.3ユーロで、運転手に支払うシステム。

バス停でLine 5の時刻表を広げながら待っていると、
一緒に待っていた現地のおじいさんがLine 5のバスが来たときに「これだよ」と教えてくれました。
こういう優しさに触れると嬉しくなりますね。

降りるバス停は、「La Croix du Saint-Clair」

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バスは、結構細い道をグイグイ登っていきます。(写真は下りです。)

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バスを降りると、パノラマビューポイントですよ、という案内板があるのですぐに分かります。

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そして少し歩くと、大きな十字架。

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その奥が、すぐにビュースポットです。

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オレンジ色の屋根がかわいらしい街並みですね。

左手の方に見えるのは、海ではなく、トー湖。
奥の方には、養殖場のようなものも見えます。

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見るところはここだけですが、見晴らしの良いきれいな景色です。
僕が行ったときも、次から次へと、たくさんの人が訪れていました。

ビュースポットは整備されていて、バス停付近にはトイレ施設もあります。

帰りのバス停は、行きに到着した所の道路を挟んだ向かい側。

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きれいな景色に目を奪われて、バスに乗り遅れないようにご注意ください。

地中海を堪能できる観光地・セット

夏は観光客も多く、コンパクトな街なのに、観光案内所などの施設が整備されている街です。

他国からというよりは、フランス人観光客が多い印象。
人も優しく、温かく感じました。

運が良ければ格安で行けるというのもポイントですね。

ただ、街中には公衆トイレも整備されていますが、土日は開いてないこともあるのでお気をつけください。

綺麗な地中海を見るだけで、心が洗われますよ。
セットでバカンス気分を味わってみてはいかがでしょう?